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1985年RUSTY USAが創業以来、SURFBOARDS WETSUITS CLOTHINGなどの輸入・ライセンス販売の信頼と実績を誇るRUSTY JAPANの公式サイトです。
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 最近、サーフボードのダメージがよく見受けられます。先日 行われたJPSAのコンテストでは波のサイズも大きかったせいもあり 一日 4本もプロの選手がサーフボードを折ったと言う報告を聞きました。特にプロ選手が使っているボードは軽さを求めるがゆえ 強度は無視されます。プロの選手も折りたくて折るのではなく 波のパワーや特別な技をする事により折ってしまいます。
RUSTY サーフボードの市販ボードはMADE IN USAにこだわるゆえに重さのわりに比較的 何年経っても色やけするぐらいでデッキのフットマーク(へこみ)も少ないようです。これは生産国アメリカでの強度は非常に大切です。国民性によるものだと思われますが 強度は非常に重要しされています。日本に入荷しているRUSTYサーフボードはラミネートの工程や材料を変えているので 本国で販売されているものより若干の軽さを追求しています。そしてできるだけ本国と同じ強度を維持しています。 他社ブランドで軽さを追求するがゆえにデッキや他の部分がボコボコにへこんだものをよく見かけますがRUSTYではそのようボードは作りませんし作れません。 そして一番ご理解を頂きたいのはどのような材料を使い、どのような方法でサーフボードを作っても壊れます。ひどいときには真っ二つに折れます。鉄でできたあの大きな船でさえ波の力で折ってしまいます。 ここでサーフボードの折れる原因を私たちなりに検証しました。 このボードは私のボードで堤防を歩いている時に大きい波にさらわれボードはコンクリートの上に叩きつけられました。ボードはこんな状態になりリペアをしようと思えばできますが 費用がかかり過ぎます。その時 私の足の骨も折れて入院を余儀なくされました。 これは一番よくあるケースで初心者によく見られるパーリングしてしまうとよくなります。また うまい人でもインサイドのショアーブレイクに技をかけて時にもよく見かけます。これくらいのダメージなら比較的安くリペアも出来てボードの性能もあまり変わらずボードは直るでしょう。 この二本をリペアすることはあきらめたほうがいいと思われます。直せない事はないのですが 費用の問題と性能的に問題があると思います。波の力とライダーの体重がボードにかかった事などが原因と思われます。 S-COREボードもこのようにデッキにひびが入ります。原因は上のボードと同じだと思います。S-CORE社の発表ではPUボード(通常のボード)より約10%強そうです。S-CORE社が試みたテストにおいて通常のボードは317kgの加重で折れたのに対し、S-COREボードは348kgまで耐えれたそうです。これぐらいの割れだと 若干、重くなりますが右の写真のようにきれいに直ります。 TUFLITEボードが真っ二つに折れました。私自身も初めて見ました。メーカーに問合せたところ 非常に珍しいそうです。この場合も残念ながらリペアは不可能になります。 最後にサーフボードの中では最大の強度を誇るAVISOボードです。通常のボードよりデッキの部分だと2.5倍 レールは実に12倍の強度を誇るボードでも写真のように亀裂が入りました。通常のボードだと真っ二つになっていたところかも知れません。カーボンファイバーの性質とエポキシ樹脂により亀裂だけですんだのかも知れません。右端の写真はリペア完了後のものです。リペア後、試乗もしてみましたが何の違和感もなく 普通に乗れました。今まで5000本以上製造したAVISOは現在までにこのようなダメージは15本あったそうでこれが16本目だそうです。3本はパイプラインで そのうち2本は真っ二つだったそうです。他のボードは初心者によるパーリングが多いそうです。 AVISOのスタッフ 数十名は毎日 AVISOボードでサーフィンしているにもかかわらず一本もこのようなダメージは今のところにない と言っています。 原因はショアーブレイクの波の中でもまれたそうで はっきりわかりません。 冒頭に書かせていただいたように”どのような材料を使い、どのような方法でサーフボードを作っても壊れます。ひどいときには真っ二つに折れます。鉄でできたあの大きな船でさえ波の力で折ってしまう”と言う事をお忘れなく、いつまでも楽しく 安全なサーフィンを、、、、、 RUSTY-JAPAN KAMA PR この記事にコメントする
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